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有価証券報告書第64期(自 平成25年4月1日 - 平成26年3月31日) 有価証券報告書 | 株式会社あかつき本社

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(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成26年6月27日

【事業年度】 第64期(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

【会社名】 あかつきフィナンシャルグループ株式会社

【英訳名】 Akat s uki Fi nanc i al Gr oup, I nc .

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  島根 秀明

【本店の所在の場所】 東京都中央区日本橋小舟町8番1号

【電話番号】 03- 6821- 0606(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役執行役員社長室長  川中 雅浩

【最寄りの連絡場所】 東京都中央区日本橋小舟町8番1号

【電話番号】 03- 6821- 0606(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役執行役員社長室長  川中 雅浩

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

( 1)連結経営指標等

回次 第60期 第61期 第62期 第63期 第64期

決算年月 平成22年3月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月

営業収益

(千円)

3, 490, 057 3, 352, 725 2, 945, 246 3, 710, 905 5, 820, 466 (うち受取手数料又は受入手

数料)

( 2, 934, 361) ( 2, 814, 836) ( 2, 245, 841) ( 1, 885, 269) ( 3, 204, 079)

経常利益 (千円) 87, 262 124, 562 531, 784 1, 174, 833 1, 618, 960

当期純利益 (千円) 73, 685 2, 097, 701 806 1, 112, 407 1, 457, 190

包括利益 (千円) − 1, 873, 833 △41, 634 1, 142, 491 1, 405, 964 純資産額 (千円) 8, 543, 986 3, 541, 849 3, 327, 446 4, 824, 528 9, 181, 241 総資産額 (千円) 19, 699, 892 19, 661, 830 14, 225, 157 17, 602, 135 25, 824, 890

1株当たり純資産額 126円97銭 60円26銭 299円04銭 396円78銭 559円35銭

1株当たり当期純利益金額 2円07銭 35円83銭 0円07銭 99円19銭 118円57銭

潜在株式調整後1株当たり当 期純利益金額

1円91銭 − 0円06銭 74円81銭 92円59銭

自己資本比率 (%) 36. 4 18. 0 23. 4 26. 5 30. 5

自己資本利益率 (%) 1. 1 39. 2 0. 0 27. 8 23. 2

株価収益率 (倍) 19. 8 1. 0 5, 100. 0 5. 0 5. 9

営業活動によるキャッシュ・ フロー

(千円) △ 941, 057 △385, 120 △1, 206, 536 327, 878 △1, 906, 753 投資活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) 2, 242, 064 441, 821 △ 129, 454 13, 390 △1, 856, 724 財務活動によるキャッシュ・

フロー

(千円) △ 770, 903 △ 1, 336, 575 219, 100 △140, 878 5, 373, 960 現金及び現金同等物の期末残

(千円) 4, 138, 879 3, 046, 177 1, 929, 286 2, 170, 339 3, 786, 524

従業員数 (人) 210 227 169 179 217

 (注)1.当社は、平成22年10月1日付で、親会社である㈱クレゾーを吸収合併消滅会社、当社を吸収合併存続会社と して合併しておりますが、「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準 適用指針第10号 平成20年12月26日)第212項に基づき、子会社である当社の個別財務諸表における合併に 係る処理を振り戻し、当該合併以前の㈱クレゾーの連結財務諸表における処理を合併後も継続すると共に、 ㈱クレゾーが当社の少数株主から株式を追加取得したものとして会計処理を行っております。

2.営業収益には消費税等は含まれておりません。

3.第61期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有する潜在株式が存在しない ため記載しておりません。

4.平成25年1月10日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合、平成26年3月11日付で普通株式1株につ き2株の割合で株式分割を実施しております。そのため、第62期の期首に株式併合及び株式分割が行われた と仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 を算定しております。

(3)

( 2)提出会社の経営指標等

回次 第60期 第61期 第62期 第63期 第64期

決算年月 平成22年3月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月

営業収益

(千円)

94, 512 152, 817 266, 231 319, 523 1, 219, 853

受取手数料又は受入手数料 ( −) ( −) ( −) ( −) ( −)

経常利益又は経常損失(△) (千円) △ 143, 074 16, 475 △97, 895 △ 66, 677 643, 314 当期純利益又は当期純損失

(△)

(千円) △91, 766 △426, 596 △ 297, 901 △ 91, 025 623, 791

資本金 (千円) 2, 755, 135 2, 790, 407 2, 790, 407 2, 875, 907 3, 238, 578

発行済株式総数 (千株) 57, 106 59, 458 59, 458 6, 256 14, 523

純資産額 (千円) 5, 271, 383 2, 852, 573 2, 359, 244 2, 457, 778 4, 855, 378 総資産額 (千円) 5, 881, 979 4, 137, 698 4, 257, 527 3, 781, 945 8, 647, 911

1株当たり純資産額 93円42銭 59円58銭 263円68銭 256円86銭 344円72銭

1株当たり配当額 − − − − 22円50銭

( うち1株当たり中間配当額) ( −) ( −) ( −) ( −) ( 7円50銭)

1株当たり当期純利益金額又 は当期純損失金額(△)

△ 2円58銭 △7円97銭 △ 31円75銭 △10円08銭 56円15銭 潜在株式調整後1株当たり当

期純利益金額

− − − − 42円85銭

自己資本比率 (%) 89. 6 68. 9 55. 4 65. 0 56. 1

自己資本利益率 (%) △ 1. 9 △10. 5 △ 11. 4 △3. 8 17. 1

株価収益率 (倍) △ 15. 9 △4. 3 △ 8. 0 △49. 0 12. 5

配当性向 (%) − − − − 40. 1

従業員数 (人) 6 10 10 10 11

 (注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。

2.第60期、第62期及び第63期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するも のの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。第61期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益 金額については、1株当たり当期純損失であり、また、希薄化効果を有する潜在株式が存在しないため記載 しておりません。

3.平成25年1月10日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合、平成26年3月11日付で普通株式1株につ き2株の割合で株式分割を実施いたしました。そのため、第62期の期首に当該株式併合及び株式分割が行わ れたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額及び潜在株式調整後1 株当たり当期純利益金額を算定しております。

また、第64期の1株当たり配当額及び1株当たり中間配当額につきましては、株式分割後の金額を記載して おり、実際の1株当たり中間配当額は15円となります。なお、1株当たり期末配当額15円は、特別配当5円 が含まれております。

(4)

2【沿革】

年月 事項

昭和25年9月 商品仲買人としての業務を目的とし、木谷久一が大阪市天王寺区東門町に木谷商事㈱を設立(資 本金150万円)。

昭和27年9月 大阪穀物取引所(現、関西商品取引所)に商品仲買人登録。 昭和29年5月 本社を大阪市西区阿波座下通に移転。

昭和45年10月 本社を大阪市西区阿波座南通に移転。

昭和46年1月 商品取引所法の改正による、登録制から許可制への変更及び商品仲買人から商品取引員への改称 に伴い、農林水産大臣より、大阪穀物取引所農産物市場における商品取引員の許可を受ける。 昭和56年3月 本社を大阪市北区堂島に移転。

昭和61年12月 本社を大阪市東区谷町に移転。

平成2年4月 商号を「洸陽フューチャーズ㈱」に変更。

平成3年8月 農林水産大臣より、東京穀物商品取引所農産物市場及び大阪砂糖取引所(現、関西商品取引所)

砂糖市場における商品取引員の許可を受ける。

平成7年6月 中山穀物㈱(平成8年4月に和洸フューチャーズ㈱に商号変更)を子会社化する。

平成7年10月 農林水産大臣、通商産業大臣及び大蔵大臣より、商品投資販売業(販売法人)の許可を受ける。

平成8年7月 通商産業大臣より、東京工業品取引所の貴金属市場・ゴム市場における商品取引員の許可を受け

る。

平成8年12月 チュウオー㈱(平成14年4月に㈱日本アイビックに商号変更)を子会社化する。

平成9年4月 通商産業大臣より、東京工業品取引所のアルミニウム市場における商品取引員の許可を受ける。

平成10年7月 久興商事㈱(平成12年4月にさくらフューチャーズ㈱に商号変更)を子会社化する。

平成11年1月 農林水産大臣より、関西商品取引所の農産物・飼料指数市場における商品取引員の許可を受け る。

平成11年4月 商品ファンドの販売開始。

平成11年6月 通商産業大臣より、東京工業品取引所の石油市場における商品取引員の許可を受ける。 平成12年5月 外国為替証拠金取引業の開始。

平成12年9月 大阪市中央区内本町に自社ビルを購入し、本社を移転。

平成13年3月 子会社の和洸フューチャーズ㈱が100%出資子会社「明洸フューチャーズ㈱」を設立。 平成14年6月 農林水産大臣より、関西商品取引所の水産物市場における商品取引員の許可を受ける。 平成14年8月 経済産業大臣より、中部商品取引所の石油市場における商品取引員の許可を受ける。 平成15年2月 ㈱大阪証券取引所市場第二部に上場。

平成16年7月 黒川木徳証券㈱(平成23年8月にあかつき証券㈱に商号変更)を子会社化する。

平成17年4月 株式交換により和洸フューチャーズ㈱、㈱日本アイビック、さくらフューチャーズ㈱を完全子会 社化する。

平成17年6月 外国為替証拠金取引業の廃止。

㈱エクセルトレードを関連会社化する。

平成17年10月 会社分割により商品先物取引関連事業を新設会社「洸陽フューチャーズ㈱」に承継させ持株会社 体制に移行。これに伴い、商号を「大洸ホールディングス㈱」に変更。

100%出資子会社「㈱アイビックジェイピードットコム」を設立。

平成18年3月 当社の商品投資販売業部門を平成18年4月1日付にて洸陽フューチャーズ㈱に譲渡するための営 業譲渡契約を締結する。

平成18年7月 さくらフューチャーズ㈱及び㈱日本アイビックが合併(存続会社はさくらフューチャーズ㈱)。 平成18年12月 ㈱エクセルトレードを解散。

平成19年3月 ㈱アエリアに対し、第三者割当増資を実施。

(5)

年月 事項

平成19年7月 洸陽フューチャーズ㈱及びさくらフューチャーズ㈱が合併(存続会社は洸陽フューチャーズ ㈱)。これに伴い、商号を㈱さくらフィナンシャルサービシズに変更。

和洸フューチャーズ㈱及び明洸フューチャーズ㈱が合併(存続会社は和洸フューチャーズ㈱)。 これに伴い、商号を㈱あおばフィナンシャルパートナーズに変更。

㈱アイビックジェイピードットコム(平成19年10月にイー・フォレックス㈱に商号変更)を黒川 木徳証券㈱に譲渡。

平成19年8月 100%出資子会社「KKFGキャピタル㈱」を設立。

子会社「ヴィータス・ソリューション㈱」(平成19年12月に㈱NEXUS ULTI MAに商号変更)を設 立。

平成19年9月 商号を「黒川木徳フィナンシャルホールディングス㈱」に変更。 平成19年10月 ㈱アエリアに対し、第三者割当増資を実施。

平成19年11月 ㈱あおばフィナンシャルパートナーズの株式全てを㈱さくらフィナンシャルサービシズに譲渡。 ㈱さくらフィナンシャルサービシズの株式全てをKKFGキャピタル㈱に譲渡。

KKFGキャピタル㈱の株式全てを譲渡。

平成20年2月 100%出資子会社「黒川木徳キャピタルマネージメント㈱」(平成23年8月にあかつきキャピタ ルマネージメント㈱に商号変更)を設立。

平成20年7月 本社を東京都港区赤坂に移転。

平成20年11月 イー・フォレックス㈱が会社分割(吸収分割)により、外国為替証拠金取引事業に関する権利義 務を分割。

平成20年12月 100%出資子会社「黒川木徳リアルエステート㈱」を設立。 平成21年3月 黒川木徳証券㈱がイー・フォレックス㈱の株式全てを譲渡。

黒川木徳リアルエステート㈱の株式全てを譲渡。 ㈱NEXUS ULTI MAが解散決議。

平成22年3月 本社を東京都中央区に移転。

平成22年10月 当社を存続会社、㈱クレゾーを消滅会社とする吸収合併を行う。 株式交換により黒川木徳証券㈱を完全子会社化する。

平成23年8月 商号を「あかつきフィナンシャルグループ㈱」に変更。

平成24年4月 ドリームバイザー・ホールディグス㈱の株式を公開買付けにより取得。 平成25年1月 10株を1株の割合で株式併合を実施、1単元を1, 000株から100株に変更。 平成25年3月 株式取得により㈱トレード・ラボを完全子会社化する。

平成25年5月 トレード・ラボ投資事業有限責任組合を設立。

平成25年7月 ドリームバイザー・ホールディングス㈱が株式交換によりウェルス・マネジメント㈱ 及びグローバル インベストメント マネジメント㈱を子会社化する。

平成25年12月 100%出資子会社「キャピタル・エンジン㈱」を設立。 平成26年3月 1株を2株の割合で株式分割を実施。

(6)

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社9社及び関連会社3社により構成されております。当社は、グループ戦略の立案や グループ機能の管理等を行う持株会社であり、主要な子会社は、証券業(有価証券の売買等及び売買等の委託の媒 介、有価証券の引受け及び売出し、有価証券の募集及び売出しの取り扱い)を中心として、金融情報サービス関連事 業、投資助言代理業及び投資運用業を営んでおります。また主要な関連会社は、商品先物取引法に基づき商品取引所 が開設する商品市場に上場されている各種商品の先物取引(商品先物取引法第2条第2項から第8項に規定する商品 先物取引、現金決済取引、指数先物取引及びオプション取引)について、顧客の委託を受けて執行する業務(以下 「受託業務」という。)及び自己の計算に基づき執行する業務(以下「自己売買業務」という。)を主業務とする商 品先物取引業等を営んでおります。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社当に該当してお り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること となります。

( 1)証券業

 金融商品取引法に基づき証券業(有価証券の売買等及び売買等の委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し、有 価証券の募集及び売出しの取扱い)を営んでおり、顧客の資金調達、資産運用の両面で幅広いサービスを提供して おります。[ あかつき証券㈱ ]

( 2)金融情報サービス関連事業

 株式市場、外国為替市場、市況関連ニュース、その他金融経済全般にわたる情報を新聞紙面、刊行物、デジタル コンテンツ等の媒体を通じた提供、不動産及び不動産関連金融商品への投資に関するアセット・マネジメント、そ の他金融アドバイザリー等を行っております。[ ドリームバイザー・ホールディングス㈱、㈱日本證券新聞社、 ウェルス・マネジメント㈱、グローバル インベストメント マネジメント㈱ ]

( 3)商品先物取引関連事業 a.商品先物取引業

 商品先物取引法に基づき、農林水産大臣及び経済産業大臣の許可を受け、商品取引所で取引されている「農産 物、水産物、貴金属、アルミニウム、石油、ゴム」などの上場商品について受託業務、取次業務及び自己売買業 務を行っております。[ 豊商事㈱ ]

b.外国為替証拠金取引業

 金融商品取引法に基づき、東京金融取引所における取引所為替証拠金取引(くりっく365)を行っておりま す。[ 豊商事㈱ ]

c.商品投資販売業

 金融商品取引法に基づき、商品ファンドの組成及び販売を行なっております。[ 豊商事㈱ ]

(7)

[事業系統図]

 事業の系統図は、次のとおりであります。

(注)1.○印は連結子会社であります。

2.㈱日本證券新聞社、ウェルス・マネジメント㈱及びグローバル インベストメント マネジメント㈱は、 ドリームバイザー・ホールディングス㈱の完全子会社であります。

(8)

4【関係会社の状況】

名称 住所

資本金 又は出資金 (百万円)

主要な事業内容

議決権の所 有又は被所 有割合

(%)

関係内容

(連結子会社) あかつき証券㈱ (注)1.6

東京都中央区 2, 541 証券業 100. 00

役員の兼任が4名ありま す。

あかつきキャピタルマ ネージメント㈱

東京都中央区 50 投資助言業 100. 00

キャピタル・エンジン ㈱

東京都中央区 10 投資助言・貸金業 100. 00

役員の兼任が1名ありま す。

㈱トレード・ラボ 東京都中央区 3 投資助言業 100. 00

役員の兼任が1名ありま す。

トレード・ラボ投資 事業有限責任組合 (注)1.3.4

東京都中央区 629 投資運用業

0. 30 ( 0. 30) ドリームバイザー・

ホールディングス㈱ (注)1.2.3

東京都中央区 880 持株会社 41. 80

役員の兼任が2名ありま す。

㈱日本證券新聞社 (注)3.5

東京都中央区 80

金融情報関連サー ビス業

41. 80 ( 41. 80) ウェルス・マネジメン

ト㈱

(注)3.4.5

東京都港区 30

アセットマネジメ ント事業

41. 80 ( 41. 80) グローバル インベス

トメント マネジメン ト㈱

(注)3.4.5

東京都港区 10

投資助言・コンサ ルティング業

41. 80 ( 41. 80)

( 持分法適用関連会社) 豊商事㈱

(注)2

東京都中央区 1, 722 商品先物取引業 21. 57

役員の兼任が1名ありま す。

兆富財富管理顧問股份 有限公司

台湾 台北

20百万新 台湾ドル

投資顧問業 管理顧問業

40. 00 −

兆富保險經紀人股份有 限公司

台湾 台北

50百万新 台湾ドル

生命保険業 損害保険業

24. 00 −

 (注)1.特定子会社に該当しております。 2.有価証券報告書の提出会社であります。

3.持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため連結子会社としたものであります。 4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

5.ドリームバイザー・ホールディングス㈱の100%子会社であります。

(9)

6.営業収益(連結会社間の内部売上高を除く。)の連結営業収益に占める割合が100分の10を超えておりま す。

 主な損益情報等(平成26年3月期)

会社名 あかつき証券㈱

営業収益(百万円) 4, 990

経常利益(百万円) 1, 586

当期純利益(百万円) 1, 318

純資産額(百万円) 4, 395

総資産額(百万円) 18, 932

5【従業員の状況】

( 1)連結会社の状況

平成26年3月31日現在

セグメントの名称 従業員数(人)

証券業 168

金融情報サービス関連事業 37

その他 12

合計 217

 (注)1.従業員数は、就業人員(グループ外から当社グループへの出向者を含むほか、常用パートを含んでおりま す。)であります。

2.従業員数には、歩合外務員(2名)、嘱託(1名)は含まれておりません。

  3.従業員が前連結会計年度末に比べ38名増加したのは、金融情報サービス関連事業において、ドリームバイザ     ー・ホールディングス㈱が株式交換によりウェルス・マネジメント㈱及びグローバル インベストメント マ     ネジメント㈱を連結子会社化したこと等によるものであります。

( 2)提出会社の状況

平成26年3月31日現在

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)

11 42. 4 6. 7 7, 011, 673

 (注) 従業員数は、就業人員(社外から当社への出向を含んでおります。)であります。

( 3)労働組合の状況

 当社グループでは、あかつき証券㈱において労働組合を結成しており(あかつき証券労働組合)、平成26年3月 31日現在における組合員数は57名であります。また、当社においては、労働組合は結成されておりませんが、労使 関係は円満に推移しております。

(10)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

( 1)業績

 当連結会計年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)において、期首に12, 000円台で始まった日経平 均株価は、3月末に14, 827円で取引を終了し、東証一部の一日平均売買代金につきましても、2兆6, 630億円(前 期は1兆4, 718億円)となるなど、株式市況は活況を呈しております。

 このような市場環境の中で、当社は、中核事業の証券関連事業におけるリテール営業の強化に加え、アセットマ ネジメント関連事業やコンサルティングサービスを通じた顧客チャネルの多様化を行うことで、当社グループ全体 としての経営基盤の拡大を目指してまいりました。こうした中、当社は、当連結会計期間に総額3, 503百万円のあ かつきフィナンシャルグループ㈱無担保社債による資金調達を行い、既にその一部を証券関連事業及びアセットマ ネジメント関連事業に使用しており、今後も資金需要にあわせ調達を予定しております。

 当社グループの中核会社であるあかつき証券㈱におきましては、継続的なコスト管理の中、収益基盤の拡大と顧 客資産の多様化を図るべく、国内株式委託取引や外債販売に加えて、5月より新たに外国株式の取り扱いを開始す ること等、機動的な商品戦略を行ってまいりました。同時に、販売チャネルの多様化を図るべく、I FA(金融商品 仲介業)ビジネスの強化にも取り組み、期首に2社であった仲介業者契約社数につきましては、3月末現在28社に 増加いたしました。また、各種投資セミナーの開催に加え、新規口座やNI SA(少額投資非課税制度)口座の獲得、 取引拡大を目的とする各種キャンペーン、投資信託積立(定時定額買付)サービスの開始等、収益拡大に向けた各 種施策につきましても、積極的に実施いたしました。加えて、前連結会計年度に連結子会社としたドリームバイ ザー・ホールディングスグループが提供する投資関連情報等の使用や支店の改装・移転等、対面営業の強化及び顧 客満足度の更なる向上を図ってまいりました。

 ドリームバイザー・ホールディングスグループにおきましては、「NSJ 日本証券新聞」と連携させた上場企業の I R活動を支援する個人投資家向けセミナーを当連結会計年度に73回実施するなど、セミナー開催回数、開催都市数 及び顧客企業数は着実に増加しております。7月には、ウェルス・マネジメント㈱を傘下に収めることで、不動産 アセットマネジメント事業に進出いたしました。不動産アセットマネジメント事業を営むウェルス・マネジメント ㈱では、不動産仲介の新規大型案件の獲得は翌連結会計年度にずれ込むものの、3月に私募形式によるビジネスホ テルファンドを組成し、同ファンドを通じた第1号案件への共同出資を行いました。

 これらの取り組みにより、当社の連結子会社であるあかつき証券㈱の当連結会計年度の業績は、受入手数料 3, 278百万円(前年同期比73. 1%増)、トレーディング損益1, 532百万円(同15. 6%増)、営業利益1, 548百万円 (同169. 8%増)、経常利益1, 586百万円(同197. 3%増)、当期純利益は1, 318百万円(同161. 2%増)となりまし た。

 また、ドリームバイザー・ホールディングスグループの業績は、売上高837百万円、営業利益21百万円、経常利 益14百万円、当期純利益22百万円となりました。

 以上の結果、当社グループの当連結会計年度の営業収益は5, 820百万円(同56. 8%増)営業利益は1, 216百万円 (同172. 2%増)、経常利益は1, 618百万円(同37. 8%増)、当期純利益は1, 457百万円(同31. 0%増)となりまし た。

 当連結会計年度における業績の内訳は次のとおりであります。 (受入手数料)

 受入手数料は3, 204百万円(前年同期比70. 0%増)となりました。内訳は以下のとおりであります。 ①委託手数料

 当連結会計年度の東証一日平均売買高の増加及び上記施策により、株式を中心とする委託手数料は2, 323百 万円(前年同期比71. 0%増)となりました。

②募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料

 募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料は、投資信託の販売手数料を中心に675百万円 (前年同期比134. 8%増)となりました。

③その他の受入手数料

 投資信託の代行手数料が中心のその他の受入手数料は205百万円(前年同期比14. 1%減)となりました。

(トレーディング損益)

 株券等トレーディング損益は、米国株国内店頭取引の取扱により515百万円となりました。また、債券等トレー ディング損益は977百万円(前年同期比26. 3%減)となりました。

(金融収支)

 金融収益は、信用取引貸付金の増加に伴い183百万円(前年同期比135. 2%増)となりました。また、金融費用 は、信用取引借入金の増加に伴い70百万円(同142. 9%増)となりました。

(11)

(その他の営業収益)

 その他の営業収益は、連結子会社であるドリームバイザー・ホールディングス㈱が株式交換によりウェルス・マ ネジメント㈱を子会社化したことに伴う金融情報サービス関連事業収入の増加により940百万円(前年同期比 123. 2%増)となりました。

(販売費及び一般管理費)

 販売費及び一般管理費は、業績連動型報酬の導入やウェルス・マネジメント㈱及びグローバル インベスト マネ ジメント㈱の連結に伴う人件費等の増加により、4, 181百万円(前年同期比39. 1%増)となりました。

(営業外損益)

 営業外収益は、負ののれん償却額の減少に伴い541百万円(前年同期比31. 8%減)となりました。また、営業外 費用は、社債関連費用の増加や持分法投資損失の計上などにより139百万円(同108. 5%増)となりました。これに より、営業外損益は402百万円(同44. 7%減)となりました。

(特別損益)

 特別利益は、持分変動利益を計上したことなどにより101百万円(前年同期比63. 3%増)となりました。また、 特別損失は、連結子会社であるあかつき証券㈱において基幹システムの改変を実施したことなどにより182百万円 (同60. 6%増)となりました。これにより、特別損益は80百万円の損失(同57. 3%減)となりました。

( 2)キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物は3, 786百万円となり、前連結会計年度末に比べ1, 616百万円の増加 となりました。

 営業活動によるキャッシュ・フローは1, 906百万円の支出(前連結会計年度は327百万円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益を1, 538百万円計上したものの、信用取引資産が増加したため支出が2, 569百 万円生じたためであります。

 投資活動によるキャッシュ・フローは1, 856百万円の支出(前連結会計年度は13百万円の収入)となりました。 これは主に、投資有価証券の取得により1, 323百万円の支出が生じたためであります。

 財務活動によるキャッシュ・フローは5, 373百万円の収入(前連結会計年度は140百万円の支出)となりました。 これは主に、無担保社債の発行により3, 476百万円、自己株式の処分により1, 192百万円の収入が生じたためであり ます。

(12)

2【対処すべき課題】

当社グループは、当社の子会社であるあかつき証券㈱(以下「あかつき証券」といいます。)を中心に証券サービ スを展開する企業グループです。従来より強みを有する対面リテール営業における国内株式の委託手数料収益に加 え、米国株、債券及び投資信託の販売を拡充させる等、顧客ポートフォリオや収益の多様化を進めております。これ に加え、アセットマネジメントサービスやコンサルティングサービスを強化することで、富裕層や法人顧客へのサー ビス等顧客チャネルの多様化を図り、経営基盤(預り資産及び運用資産)の安定と拡大取り組んでまいります。 ①顧客基盤と収益機会の拡大

 あかつき証券では、NI SA口座の拡大推進や投資信託の積立サービス等の顧客サービスの拡充による内部成長のみな らず、外部資本との合従連衡を含む提携戦略等によって、営業基盤と収益機会の拡大を図ってまいります。具体的に は、金融商品仲介業者との提携拡大や、資本関係を有する豊商事株式会社との業務提携の推進、さらには、同業他社 との資本提携の機会を積極的に模索していく予定です。

 また、ドリームバイザー・ホールディングス㈱(以下「DVH」といいます。)では、富裕層や機関投資家向けの アセットマネジメントサービスを行うウェルス・マネジメント㈱(以下「WM」といいます。)を株式交換により子 会社化したことで、あかつきキャピタルマネージメント㈱や㈱トレード・ラボとともに、顧客資産と顧客チャネルの さらなる拡大を図ってまいります。

②顧客ポートフォリオの多様化による収益の安定

 顧客ポートフォリオが証券事業における国内株式中心であったため市況環境により顧客損益が不安定化する要因と なっていることから、債券や投資信託等の株式以外の資産への分散化を行い、収益力の安定化を図っております。さ らには、WMの子会社化により顧客ポートフォリオに不動産を新たなアセットクラスに加えることで、ポートフォリ オのさらなる分散と収益の安定につなげてまいります。

 今後も引き続き、当社の顧客ポートフォリオの多様化につながる事業機会を模索していく予定です。 ③㈱日本證券新聞社グループの活用

 DVHの子会社である㈱日本證券新聞社の全国紙新聞社としての発信力を活用し、証券事業の顧客に対する情報提 供に活用する他、中堅上場法人顧客を中心に、個人投資家向けセミナーの開催等のIRサービスを行うことで、顧客 サービスの拡充に努めます。

④中長期的かつ持続的な企業価値の向上

 当社においては、定量的な経営管理手法の導入とそれに基づく成果主義の徹底によって、経営上の損益分岐点売上 を抑えながらも、社員の報酬水準の同業他社比較で競争力を維持する等、直近の経営改革に一定の成果を上げてまい りました。今後とも、グループの中長期的かつ持続的な企業価値の向上の達成に繋げる経営施策の導入を積極的に検 討してまいります。

(13)

3【事業等のリスク】

 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能 性があると考えられる主な事項を記載しております。

 なお、本項においては将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判 断したものであります。

( 1)子会社及び関連会社の業務のリスク ①証券業務

証券業務につきましては、国内外の経済情勢、金利動向等に大きく影響を受けており、これらの影響により株 式市場の低迷などが起こった場合、取引の減少、自己の計算による取引の損失が発生するなどし、当社グループ の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

②外国為替証拠金取引業

外国為替証拠金取引業につきましても、国内外の経済情勢、金利動向等に大きく影響を受けており、これらの 影響により外国為替市場の低迷などが起こった場合、取引の減少、自己の計算による取引の損失が発生する可能 性があります。

③商品先物取引業務

商品先物取引業務につきましても、国内外の経済情勢、金利動向等に大きく影響を受けており、これらの影響 により商品市場の低迷などが起こった場合、取引の減少、自己の計算による取引の損失が発生する可能性があり ます。また、商品先物取引は、実際の商品の総代金ではなく、定められた額の証拠金を担保として預託すること により取引が行われることから、投資効率が高い反面、リスクも高い取引であります。

当社グループでは、収益機会を獲得するために自己売買業務(自己ディーリング)を行う場合があります。自 己ディーリングは専任の部署・担当者を配置し、社内規程に基づき、運用管理を行いますが、自己ディーリング に起因した損失が発生した場合には、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼすことがあります。 ④金融情報サービス関連事業

金融情報サービス関連事業につきましては、株式市場、外国為替市場、その他金融経済全般にわたる情報を新 聞紙面、刊行物、デジタルコンテンツ等の媒体を通じて提供しております。デジタルコンテンツに関するユー ザー数、紙媒体に関する購読者数の増加のため施策を行っておりますが、当該施策の効果が上がらなかった場 合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

⑤アセットマネジメント事業

アセットマネジメント事業につきましても、国内外の経済情勢、金利動向等に大きく影響を受けており、これ らの影響により不動産市場の低迷などが起こった場合、受託資産及び取引仲介業務が減少し、当社グループの業 績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

( 2)優秀な人材の確保や育成について

当社グループの将来の成長と成功は、有能な人材に大きく依存するため、優れた人材の確保と育成は当社グルー プの発展には重要であり、優秀な人材の確保または育成ができなかった場合は、当社グループの将来の展望、業績 及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。

一方、優秀な人材の積極的な確保は人件費の押し上げ要因にもなり、また、採用活動に関するコストも年々増加 傾向にあることから、採用活動費も増加する可能性があります。これらのコストの増加は当社グループの業績と財 務状況に悪影響を及ぼすことがあります。

( 3)取引注文の執行について

 証券業務、外国為替証拠金取引業及び商品先物取引業務における受託業務及び自己売買業務に係る取引は、全て 国内の金融商品取引所及び商品取引所において行われております。金融商品取引所及び商品取引所がシステム障害 等の理由により、証券市場、外国為替市場及び商品市場における取引を中断または停止した場合には、当社グルー プの業績に影響を及ぼすことがあります。

(14)

( 4)システム・リスク及びその他のオペレーショナル・リスクについて

 不適切な内部プロセスや、役職員あるいはコンピューター・システムによる業務運営の中で過誤が発生するリス ク( いわゆるオペレーショナル・リスク) も当社グループの業績及び社会的信用に影響し得ます。

 グループの各業務の遂行において、コンピューター・システムは必要不可欠なものとなっており、障害や不慮の 災害によりコンピューター・システムの停止、誤作動が発生した場合には、業務遂行に支障を来すリスクがありま す。

 取引の執行や売買代金の計算処理などを行うコンピューターのシステム異常、ハッカー等のコンピューター・シ ステムへの不正アクセスによるデータの改竄等により、業務が正常に行えなくなることによる機会損失の発生、賠 償責任、社会的信用の悪化等を通じて当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。また、コンピュー ター・システムの取得・構築にかかる投資により発生する償却コスト及び維持・運営コストも業績に影響する要因 となります。

( 5)当社グループの事業に係る法的規制等について ①証券業務

 あかつき証券㈱は証券業を営むにあたり、内閣総理大臣に登録を受けるとともに、自主規制機関である日本証 券業協会に加入しております。このため、同社は、金融商品取引法その他の法令のほか、日本証券業協会規則の 規制に服しており、その内容を遵守しているか否かについて定期的な検査等を受ける立場にあります。この検査 等により、法令諸規則違反を指摘され、行政処分を受けるに至った場合、同社の信用力の低下により業績に影響 を及ぼす可能性があります。

 また、当社は同社の親会社として金融商品取引法に定める主要株主に該当するため一定の規制を受けており、 当社自身に重要な法令違反があった場合には、当社が「主要株主でなくなるための措置」を受けるなど、当社グ ループの経営に重大な影響を及ぼす可能性があります。

②外国為替証拠金取引業

 豊商事㈱は、外国為替証拠金取引業を営むにあたり、内閣総理大臣の登録を受けるとともに、自主規制機関で ある(社)金融先物取引業協会に加入しております。このため、同社は、金融商品取引法その他の関係法令の 他、金融先物取引業協会規則の規制に服しており、その内容を遵守しているか否かにつき定期的な検査等を受け る立場にあります。この検査等により、法令諸規則違反を指摘され、行政処分を受けるに至った場合、同社の信 用力の低下により業績に影響を及ぼす可能性があります。

③商品先物取引業務

 豊商事㈱は、商品先物取引業を営むにあたり、農林水産大臣・経済産業大臣の許可を受けるとともに、自主規 制機関である日本商品先物取引協会に加入しております。このため、同社は、商品先物取引法その他の関係法令 の他、日本商品先物協会規則に服しており、その内容を遵守しているか否かにつき定期的な検査等を受ける立場 にあります。この検査等により、法令諸規則違反を指摘され、行政処分を受けるに至った場合、同社の信用力の 低下等により業績に影響を及ぼす可能性があります。

④アセットマネジメント事業

 連結子会社であるドリームバイザー・ホールディングス㈱が株式交換により完全子会社化するウェルスマネジ メント㈱及びその子会社は、アセットマネジメント業務を営むにあたり、宅地建物取引業法、金融商品取引法 (第二種金融商品取引業・投資助言業・代理業)、貸金業法、保険業法等のライセンスを有するため、これらの 関係法令による法的規制を受けております。同社に対して、各関係法令に基づく検査等が行われ、法令諸規則違 反を指摘、行政処分を受けるに至った場合、同社の信用力の低下により業績に影響を及ぼす可能性があります。

( 6)法令遵守に関するリスクについて

 当社グループは、法令遵守に係る問題につきグループ全体の内部統制の整備を図り、より充実した内部管理体制 を目指して努力するとともに、役職員の教育・研修等の徹底を通じ、その啓蒙を図っております。しかしながら、 当社グループの事業は、役職員の活動を通じて執行されており、そのプロセスに関与する役職員の故意または過失 により法令に違反する行為がなされる可能性があります。内部統制の整備やコンプライアンス教育等は役職員の違 法行為を未然に防止するための有効な方策ではありますが、違法行為のすべてを排除することを保証するものでは ありません。また、意図的な違法行為は総じて周到に隠蔽行為がなされ、長期間にわたって発覚しないケースもあ り、将来において当社グループの業績に影響を与えるような損害賠償を求められる事案が生じる可能性がありま す。また、当社グループは大量の顧客情報を保有しており、その取扱いには万全のセキュリティ体制を敷いており ますが、不正行為等により、顧客情報が外部に流出する可能性もあり、当社グループの信用の失墜を招くおそれが あります。

 法令遵守上の問題が発生し社会的信用が悪化すると、お客様との取引の減少や発注停止等に繋がり、グループ全 体の業績に影響を及ぼす事態が生じることもあり得ます。

(15)

( 7)売買目的有価証券取引及び信用取引に係るリスクについて

 投資収益を確保するため、当社グループでは国内株式等に関する売買目的有価証券取引及び信用取引を行う場合 があります。これら投資資産は金利及び市場価格変動リスクに晒されており、株式市場の変化や投資対象企業を取 り巻く事業環境の変化により、期待した利益が獲得できなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪 影響を及ぼす可能性があります。

( 8)顧客に対する与信について

 あかつき証券㈱が取り扱う信用取引及び先物・オプション取引では、顧客に対する信用供与が発生し、株式市況 の変動によっては顧客に対する信用リスクが顕在化する可能性があります。

( 9)流動性リスクについて

 金融情勢または当社グループの財務内容の悪化等により、資金調達面で制約を受け、資金の流動性に障害が生じ る可能性や通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を発生する可能性がありま す。

( 10)訴訟リスクについて

 当社グループは、国内及び海外事業に関連して、訴訟・紛争・その他の法律的手続きの対象となる場合がありま す。

 当連結会計年度末日現在において、当社グループの事業に重要な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、 将来、重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性が あります。

( 11)持株会社としてのリスク

 持株会社である当社の収入は、当社が直接保有している子会社からの受取配当金及び経営管理料に影響を受けて おります。当該子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が発生した場合 には、当社株主への配当の支払いが不可能となる可能性があります。

( 12)災害等によるリスク

 地震、火災等の災害により、当社グループの業務体制に支障が生じたり、役職員が被害を受けた場合、当社グ ループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 13)投資活動について

 当社グループは、経営基盤(預り資産及び運用資産)の拡大という経営戦略のもと、資本提携、子会社の設立及 びファンド等への出資など積極的に投資活動を行う予定であります。当社グループが当初想定していた計画が達成 されず、投資に見合うリターンが計上できない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(16)

4【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

5【研究開発活動】

 特記すべき事項はありません。

6【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ( 1)重要な会計方針及び見積り

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成され ております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、固定資産の減損会計、貸倒引当金、賞与引当金、投資有 価証券の評価などの資産・負債及び収益・費用の状況に影響を与える見積り及び判断については、過去の実績や その時点において入手可能な情報に基づき、合理的と考えられる要因を考慮した上で行っております。

 なお、見積り及び判断並びに評価につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基 づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。

( 2)当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析 ①経営成績の分析

 経営成績の分析につきましては1[ 業績等の概要] ( 1) 業績に記載しております。 ②財政状態の分析

 (イ)資産の状況

 当連結会計年度末の資産合計は25, 824百万円と、前連結会計年度末に比べ8, 222百万円の増加となりまし た。これは主に、現金・預金が1, 617百万円、信用取引資産が2, 569百万円、投資有価証券が1, 234百万円増加 したことによるものであります。

 (ロ)負債の状況

 当連結会計年度末の負債合計は16, 643百万円と、前連結会計年度末に比べ3, 866百万円の増加となりまし た。これは主に、無担保社債を3, 503百万円発行したことによるものであります。

 (ハ)純資産の状況

 当連結会計年度末の純資産合計は9, 181百万円と、前連結会計年度末に比べ4, 356百万円の増加となりまし た。これは主に、資本剰余金が1, 571百万円、利益剰余金が1, 368百万円、少数株主持分が1, 138百万円増加し たことによるものであります。

( 3)経営成績に重要な影響を与える要因について

 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては3[ 事業等のリスク] に記載しております。

( 4)経営戦略の現状と見通し

 経営戦略の現状と見通しにつきましては2[ 対処すべき課題] に記載しております。

( 5)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 資本の財源及び資金の流動性についての分析につきましては1[ 業績等の概要] ( 2) キャッシュ・フローの状況 に記載しております。

( 6)経営者の問題認識と今後の方針について

 経営者の問題認識と今後の方針につきましては2[ 対処すべき課題] に記載しております。

(17)

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

 当連結会計年度の設備投資等の金額は、305, 319千円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりであります。

 セグメントの名称 金額(千円)

 証券業 287, 022

 金融情報サービス関連事業 10, 070

 その他 8, 225

 合計 305, 319

 (注)1.資産除去債務に係る有形固定資産の増加額は含まれておりません。     2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 証券業におきましては、業務効率及び顧客満足度の向上を図るため、大阪支店をはじめとする計7店舗の支店の改 装並びに基幹システムの改変を実施いたしました。上記設備投資額には、基幹システムの改変によるソフトウェアへ の投資額123, 649千円を含んでおります。

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 ( 1)提出会社

平成26年3月31日現在

事業所名 (所在地)

セグメントの 名称

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業 員数 (人) 建物及び

構築物

土地 (面積㎡)

その他 合計

本社

(東京都中央区)

その他

事務所 賃貸施設

62, 399

40, 717 ( 1, 724)

8, 475 111, 591 11 ( 2)国内子会社

平成26年3月31日現在

会社名

セグメントの 名称

事業所名 ( 所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業 員数 (人) 建物及び

構築物

土地 ( 面積㎡)

その他 合計

あかつき証券㈱ 証券業

本店

(東京都中央区)

営業設備等 22, 751 − 15, 618 38, 370 70

あかつき証券㈱ 証券業

成田支店 (千葉県成田市)

営業設備等 7, 341 − 387 7, 728 11

あかつき証券㈱ 証券業

加古川支店 (兵庫県加古川市)

営業設備等 7, 186 − 1, 185 8, 371 11

あかつき証券㈱ 証券業

赤穂支店 (兵庫県赤穂市)

営業設備等 15, 027

10, 000 (201)

9, 078 34, 106 9

あかつき証券㈱ 証券業

あべのベルタ (大阪市阿倍野区)

非営業設備 等

33, 827

87, 992 (87)

0 121, 819 −

 (注)1.帳簿価額には消費税等は含まれておりません。

2.帳簿価額のうち「その他」は、器具及び備品であります。

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。設 備計画は原則的に連結会社各社が個別に策定しております

 なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の売却の計画は次のとおりであります。  (重要な設備の売却)

会社名

事業所名 所在地

セグメント の名称

設備の内容

売却予定金額

売却年月 総額

(千円)

既受領額 (千円) あかつき証券㈱

赤穂支店

兵庫県 赤穂市

証券業

建物 土地

7, 000 7, 000 平成26年4月

(18)

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】 ①【株式の総数】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 46, 000, 000

計 46, 000, 000

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在発行数 (株) (平成26年3月31日)

提出日現在発行数(株) (平成26年6月27日)

上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名

内容

普通株式 14, 523, 160 14, 561, 860

東京証券取引所市場第二 部

単元株式数 100株

計 14, 523, 160 14, 561, 860 − −

(注)1.発行済株式数14, 523, 160株のうち2, 521, 800株は、現物出資(豊商事㈱ 普通株式1, 784, 000株及び第1回無担 保転換社債型新株予約権付社債(額面400, 000千円))によるものであります。

2.提出日現在発行数には、平成26年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行 された株式数は、含まれておりません。

(19)

(2)【新株予約権等の状況】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。

①平成22年5月20日開催の取締役会決議に基づき発行した第3回新株予約権 事業年度末現在 (平成26年3月31日)

提出日の前月末現在 (平成26年5月31日)

新株予約権の数(個) 8, 172(注1) 8, 022(注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) − −

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株) 2, 108, 376(注1) 2, 069, 676(注1)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1株につき385(注2) 同左

新株予約権の行使期間

 自 平成22年10月1日  至 平成28年7月15日

同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合

の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  385

資本組入額 192. 5(注4)

同左

新株予約権の行使の条件

1. 新 株 予 約 権 者 に つ い て 、 行 使 時 点 で (1) 、 (2) い ず れ に も 該当しないこと

(1)故意または重大な過失によっ て会社に損害を与えた場合 (2)当社の就業規則に基づく論旨

解雇または懲戒解雇の決定が あった場合

2. 相 続 人 が 本 新 株 予 約 権 を 行 使 す る に は 、 相 続 開 始 後 速 や か に 当 社 の 定 め る 届 出 書 を 提 出 す る ものとする。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

譲渡による新株予約権の取得につ いては、当社取締役会の決議によ る承認を要するものとする。

同左

代用払込みに関する事項 − −

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

− −

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式の数(以下「付与株式数」という。)は258株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、新株予約権の目的となる株式 の数は、次の算式により調整され、調整の結果生じる1株未満の端数は切り捨てるものとします。

 調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、付与株式数を129株から258株に調整し、目的となる株式の 数を1, 054, 188株から2, 108, 376株に調整しております。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により行使価額を調整 し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、行使価額を770円から385円に調整しております。

また、新株予約権の割当日後、当社が行使価額を下回る払込金額で新株式の発行または自己株式の処分をす る場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端株は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数× 1株当たりの払込金額 調整前行使価額

既発行株式数 + 新規発行株式数

(20)

3.平成22年6月25日に開催された当社第60回定時株主総会において承認された当社と当社の連結子会社である あかつき証券㈱(旧会社名:黒川木徳証券㈱)との株式交換に係る株式交換契約書に基づき、株式交換の効 力発生日である平成22年10月1日付で発行しております。

4.なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、発行価額を770円から385円に調整し、資本組入額を385円 から192. 5円に調整しております。

②平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき発行した第4回新株予約権 事業年度末現在 (平成26年3月31日)

提出日の前月末現在 (平成26年5月31日)

新株予約権の数(個) 330, 000(注1) 330, 000(注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) − −

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株) 660, 000(注1) 660, 000(注1)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1株につき850(注2) 同左

新株予約権の行使期間

 自 平成26年3月3日  至 平成29年3月3日

同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合

の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  850

資本組入額 425(注4)

同左

新株予約権の行使の条件 本新株予約権の一部行使はできない。 同左

新株予約権の譲渡に関する事項

本新株予約権の譲渡については、当社 取締役会の承認を要するものとする。

同左

代用払込みに関する事項 − −

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

− −

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式の数(以下「付与株式数」という。)は2株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、新株予約権の目的となる株式 の数は、次の算式により調整され、調整の結果生じる1株未満の端数は切り捨てるものとします。

 調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、付与株式数を1株から2株に調整し、目的となる株式の数 を330, 000株から660, 000株に調整しております。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により行使価額を調整 し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、行使価額を1, 700円から850円に調整しております。 また、新株予約権の割当日後、当社が行使価額を下回る払込金額で新株式の発行または自己株式の処分をす る場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端株は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数× 1株当たりの払込金額 調整前行使価額

既発行株式数 + 新規発行株式数

3.平成26年2月14日開催の取締役会において、ドイツ銀行ロンドン支店を割当先とする第三者割当により、割 当日である平成26年3月3日付で発行しております。

4.なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、発行価額を1, 700円から850円に調整し、資本組入額を850 円から425円に調整しております。

(21)

③平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき発行した第5回新株予約権 事業年度末現在 (平成26年3月31日)

提出日の前月末現在 (平成26年5月31日)

新株予約権の数(個) 330, 000(注1) 330, 000(注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) − −

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株) 660, 000(注1) 660, 000(注1)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1株につき975(注2) 同左

新株予約権の行使期間

 自 平成26年3月3日  至 平成29年3月3日

同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合

の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  975

資本組入額 487. 5(注4)

同左

新株予約権の行使の条件 本新株予約権の一部行使はできない。 同左

新株予約権の譲渡に関する事項

本新株予約権の譲渡については、当社 取締役会の承認を要するものとする。

同左

代用払込みに関する事項 − −

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

− −

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式の数(以下「付与株式数」という。)は2株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、新株予約権の目的となる株式 の数は、次の算式により調整され、調整の結果生じる1株未満の端数は切り捨てるものとします。

 調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、付与株式数を1株から2株に調整し、目的となる株式の数 を330, 000株から660, 000株に調整しております。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により行使価額を調整 し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、行使価額を1, 950円から975円に調整しております。 また、新株予約権の割当日後、当社が行使価額を下回る払込金額で新株式の発行または自己株式の処分をす る場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端株は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数× 1株当たりの払込金額 調整前行使価額

既発行株式数 + 新規発行株式数

3.平成26年2月14日開催の取締役会において、ドイツ銀行ロンドン支店を割当先とする第三者割当により、割 当日である平成26年3月3日付で発行しております。

4.なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、発行価額を1, 950円から975円に調整し、資本組入額を975 円から487. 5円に調整しております。

(22)

④平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき発行した第6回新株予約権 事業年度末現在 (平成26年3月31日)

提出日の前月末現在 (平成26年5月31日)

新株予約権の数(個) 330, 000(注1) 330, 000(注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) − −

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株) 660, 000(注1) 660, 000(注1)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1株につき1, 250(注2) 同左

新株予約権の行使期間

 自 平成26年3月3日  至 平成29年3月3日

同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合

の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格  1, 250. 資本組入額 625(注4)

同左

新株予約権の行使の条件 本新株予約権の一部行使はできない。 同左

新株予約権の譲渡に関する事項

本新株予約権の譲渡については、当社 取締役会の承認を要するものとする。

同左

代用払込みに関する事項 − −

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

− −

(注)1.新株予約権1個につき目的となる株式の数(以下「付与株式数」という。)は2株であります。

ただし、新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、新株予約権の目的となる株式 の数は、次の算式により調整され、調整の結果生じる1株未満の端数は切り捨てるものとします。

 調整後付与株式数 = 調整前付与株式数 × 株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、付与株式数を1株から2株に調整し、目的となる株式の数 を330, 000株から660, 000株に調整しております。

2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合には、次の算式により行使価額を調整 し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

株式分割または株式併合の比率

なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、行使価額を2, 500円から1, 250円に調整しております。 また、新株予約権の割当日後、当社が行使価額を下回る払込金額で新株式の発行または自己株式の処分をす る場合、次の算式により行使価額を調整し、調整により生ずる1円未満の端株は切り上げるものとします。

 調整後行使価額 = 調整前行使価額 ×

既発行株式数 +

新規発行株式数× 1株当たりの払込金額 調整前行使価額

既発行株式数 + 新規発行株式数

3.平成26年2月14日開催の取締役会において、ドイツ銀行ロンドン支店を割当先とする第三者割当により、割 当日である平成26年3月3日付で発行しております。

4.なお、平成26年2月14日開催の取締役会決議に基づき、平成26年3月11日を効力発生日とし、普通株式1株 を2株の割合で分割しております。これにより、発行価額を2, 500円から1, 250円に調整し、資本組入額を 1, 250円から625円に調整しております。

参照

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